
山岸幸一
Yamagishi Koichi 赤崩双紬日本工芸会正会員
- 1946年
- 山形県米沢市に生まれる
- 1973年
- 山崎青樹氏に師事
- 1975年
- 最上川源流赤崩に赤崩草木染研究所(工房)を開設
- 1993年
- 【寒染】 商標登録 ※1
- 1994年
- NHK「おはよう日本」で 【寒染】を紹介される
- 1996年
- 重要無形文化財保持者 北村武資【羅】の伝承者養成研究会へ参加
- 1998年
- 日本工芸会正会員に認定
- 2000年
- 日本伝統工芸展 奨励賞受賞(文化庁買上)
- 2003年
- 黄金繭色素染 【春来夢】 商標登録※2
- 2005年
- うすはたの会(北村武資:伝承者養成研究会) イギリス・ロンドン展「羅着尺」出品
米沢市技能功労者に選ばれる - 2006年
- 紅花新品種登録(農林水産大臣) 最上川源流白い紅花 「保光」
- 2008年
- 東日本伝統工芸展監審査委員
- 2009年
- 早稲田大学にて「2009 きもの学東京」 講義 その後も各大学などでの講義あり
- 2010年
- 財団法人民族衣装文化普及協会 きもの文化賞受賞
テレビ朝日「徹子の部屋」出演 - 2012年
- 河北工芸展顧問
- 2021年
- NHK 「美の壺 草木染め」 時の重なりが生む色
- 2023年
- 第69回 齋藤茂吉文化賞受賞
第43回 伝統ポーラ賞地域賞受賞 - 2024年
- 米沢市芸術文化協会賞受賞
米沢市功勞章受章
自然と対話し、その息吹を紡ぐ。
糸となる蚕を育て、染料となる植物を育成する。染料の美しさを最大限に引き出すために、染料と相性の良い水質の川のすぐ傍に、工房を建設。
たくさんの時間と手間をかけて作られた糸は、機にかけられ、手織りの着物になっていきます。
身にまとう人本来の美しさを引き出す、自然素材の着物。
私の作る着物には、一切の化学物質や人工の要素を用いていません。
自然素材に強くこだわり、化学染料や機械を使用しないことで、底光りする光沢や軽さ、経年変化による奥深い味わいを実現できるのです。
また、そうした自然素材が持つ優しさや柔らかさは、着る人に溶け込み、身にまとう人本来の美しさを引き出す力があります。